腱鞘炎なのにFPSがやめられない

AIMに関する疑問や考察等。

とあるエイム解説動画に考え方を変えさせられた腱鞘炎のやつ

腱鞘炎なのにFPSがやめられない奴です。

さて、年末休暇に入ったということでタイトルの話をさせて頂くのですが。

とあるエイムの解説をしている動画を拝見しまして、40~50分くらいの長い動画なんですけど、マジでためになりまして。

考え方そのものが結構変わったのでその話しと動画のご紹介をさせてもらおうかなと。

 

動画自体は基礎編なのですが、基礎だからこそ本質を捉えていてわかりやすくためになりました。

以下ざっくりと動画で話していること。箇条書き。

 

  1. エイムとは目と体の同期
  2. エイムとは体でするのではなく、あくまでもセンサーの挙動で行っている
  3. 手首エイム、腕エイムの本質。そして固定ではなく体の全てが連動している
  4. 動作の記憶、いわゆるマッスルメモリーというのは推奨しない。微細なズレを記憶することができないから。

 

ざっくりとこんな感じ。

一つ一つ私なりの解釈解説させていただきます。

 

【エイムと目の同期】

 

はい。エイムと目の同期。これに関しては視界内において、敵。あるいは特定の遮蔽物などを認識しエイムする。究極的に言えばその時点でエイムが合っている。もしくは画面の中央に対象がある。

というもの。

究極レベルの所には人類は到達できないのですが、どういった工程でエイムしているのかというと

あくまでも最初に動くのは目であり、そして体が動く。周辺視野で捉えたものをしっかり中心視野でピントを合わせる。その後体が動き、対象を画面中央に持ってくるイメージ。

で、当然我々一般人には必ずラグが生じるのですが、そのラグを少なくしていき、究極的にはラグが無い。のがあくまでも理想論。人である以上ラグ無しはありえないのですが、かなり少ないレベルにまでは経験とトレーニングで到達できるはず。

shroudさんがアイトラッカー(目で見ている画面の位置を表示するツール)を使ってプレイしている動画があるのですが、接敵してもほんの僅か動くだけで結構中央に留まっているのですが、これがつまり目と体の同期。

敵を認識した時点でエイムし始めているので、まるで中央しか見ていないかのように見えるのです。

実際には上記のプロセスを踏んでいるはずなのですが、高速かつラグが少ないのでそう見えてしまうのです。

ラッキングで言えば、kovaakのfast strafe系シナリオ。あれを目だけで追うのは結構できるんですよ。多分多くの人ができるはず。

しかし、実際にトラッキングできるかと言うと難しい。それは目と同期できていないからなのです。

我々が普段の生活で当たり前のようにしている目の動き。それこそが実は神エイムなんです。

 

 

【エイムとはセンサー挙動。体の連動】

 

まず最初に質問があります。

エイムする時あなたは何を動かしますか?

指?手首?あるいは腕?全て違います。

答えはマウスです。

何当たり前のこと言ってんだって思いましたか?でも実際そうなんですよ。

その事をちゃんと理解することがまず一歩目だったんです。

エイム動作のすべての基準がマウスにあると考えたとき。体でマウスを動かすのではなくマウスを動かすために体を使うっていう意識。これがとても大切なんです。

どういう事かというと、一般的な考え方の手首エイムって、手首でマウスを動かすエイムです。

そうじゃないんです。主導的なのはマウスなんです。

つまりエイムした時に手首 " が " 動いたのがいわゆる手首エイム。

腕 " が " 動いたのが腕エイム。って事。

マウス操作した結果体のどこかが動いたってだけなんですよ。

とある方も言っていたのですが、

手に持っているミニカーを今ある場所から別のところへ持っていくイメージでエイムしている。と話されていました。

ある場所にマウスを持っていくために最も楽で、最も自然に体を動かすのがエイム動作。その為には手首や腕を固定するとかではなく、全てが動的に連動的に体が動く。

手首や指の方が精密なのは確か。そしてその精密さそのものに安定性を与えるための体の使い方が大事。

マウスを動かすために体が動いてくれるという意識が、エイム動作の最適化につながる。

ハイセンシだから手首だけで良いとかそういう話ではありません。間違えないでほしいのは

エイム動作の最適化とかじゃなくて、ひとの体の使い方はこうだよね。だからエイムする時もこう動かすのが自然だよね。って話し。

この意識をもって癖つけると

手首とか腕の可動域の限界付近でエイムするとかが無くなります。

そうなる前に肘や肩、上半身全体を使って楽にエイムするようになるのでそういった状態にそもそもならない。

エイムの仕方で考えるのではなくて、あなたの体の使い方を意識しましょう。

 

【マッスルメモリー

 

マウスを動かすとクロスヘアがこれだけ動く。ってのを記憶することがマッスルメモリーらしい。

ただそれを動作で記憶してはいけない。

あくまでも基準はマウス(センサー)であるので、その基準が手首や体であってはいけない。

体の状態、腕や手首の角度、マウスパッドへの圧力など。

あらゆるものが常に変わっていく中でエイムするわけで。

全く同じ動作のエイムは再現することが難しいんです。

kovaakではそこそこスコアが良いのに、いざゲームしてみるとなんだかエイムが良くないって人はまさにこれが当てはまっている。

kovaakではシナリオの中である範囲にあるボットが決まった動きしかしません。だから体の動きというのも特定の範囲で収まってしまい、それをマッスルメモリーとして覚えてしまいます。

ですが実際には、敵はどこからどんな風に出てきてどういう動きをするのかは決まっていません。

高低差があったり遮蔽物があったり。地形がデコボコしていたり。あるいは真後ろに振り向いてからエイムする時もあります。

さらには自分自身も動きますよね。そういったあらゆる要素が組み合わさった状態で、同じ条件の動作でエイムなどできるはずも無い。

つまりマッスルメモリーとして蓄積させるものというのはマウスをどれだけ動かしたらクロスヘアがこれだけ動く。って覚えなくてはいけません。

 

 

 

簡潔に話しをまとめると、全てそうなんですけど

基準はマウスにある。そしてそれを動かすのに体があるよって話し。

これ結構盲点じゃないかなって思ってて。

腕を動かしてマウスを操作する。って考えてたんですよね。でもそうじゃなくて、クロスヘアを動かすにはセンサーを動かす。センサーを動かすのに体が動いたっていう結果であって。

動かすんじゃなくて動いた。これが大事なポイントなのかなと。

 

自己解釈+文字で起こしているので細かい点が間違っていれかもしれませんので動画URLを貼り付けておきます。

ぜびご覧になってください。

 

https://youtu.be/8mSyNLZKUcY