腱鞘炎なのにFPSがやめられない

AIMに関する疑問や考察等。

4スタンス理論に囚われすぎるのは危険だよって話し

お疲れさまです。

腱鞘炎が治りかかりつつあるけれど、どーせまた再発する腱鞘炎なのにFPSがやめられない奴でございます。

 

今日は4スタンス理論についてお話させていただけたらなと。

4スタンス理論をFPSに応用してマウスの持ち方や姿勢などなど…あなたにあっているのはこれだよ!ってのを見つけるってやつ。あれについて少し言いたいことがありまして。

大前提として、それらの理論自体を否定するつもりは一切ございません。個人的な考えをただ話しているだけです。

 

んて何が言いたいのかと。それはタイトル通りなんですが

信じすぎるな。

って事。盲信、過信。それが100%正しい。そんなことは無いはず。

なんでそんな考えに至ったかと言いますと

まず自分自身が診断してみてそうだったんですけど

よくわからんのです。何タイプなのかイマイチ定まらない。

例えば電車の吊り革。指を引っ掛けるようにするか、しっかり握りこむか。どっちですか?

…どっちもするわ

っていうね。これは一例なんですけど、他の質問に関してもなんとも言えんなってのが多数あるんですよね。とはいえ一応、一通りやってみた結果

B1っぽいなって結論にはなったわけです。

それじゃあそれにあった姿勢、マウスの持ち方。

やってみましょうかって試してみる。

…全然ピンとこない。

何もしっくりこないという事態に。結局元に戻したんですよ。

ダメだって感じではなかったんですけど、体に合ってんなって感じは全く無くて。

今現在のマウスの持ち方や姿勢的には恐らくB2なんですよ。

勿論、診断の仕方自体間違えてる可能性もあるだろうし、マジで何とも言えない。

結局のところ。それらを推奨して解説などしてくださっている方々が示しているのは広義的な意味合いというか。

大まかにこんな姿勢で、こんな風に腕を傾けてみて(所謂人差し指軸or薬指軸)、こんなマウスの持ち方が良いですよ。って教えてくださっているわけで。

 

そこから自分好みで自分に合うものに調整するのが大事なんですよね。

結局の所、積み重ねた経験値と慣れがやっぱり感覚としては正しく感じてしまうのではないかなと。

さらに言えば先日話させていただいたセンサー基準で操作するってやつ。

あれの理解を深めていけば、自ずと体に合うエイムスタイルになるはず。

そしてもう一つ。

この4スタンス理論を信じすぎると危険なことが起こりうる可能性がありまして。

それはイップスになる可能性があるんじゃないかと。

少し前に武井壮さんがイップスは何故なるのか?について話している動画がありまして。それのなかで興味深い話しがありまして。

それは、例えば球を投げるという練習をいっぱいしてきた選手が

コーチや先輩に言われてフォームの改善をした時。今までの球速。コントロール。あらゆるものがメチャクチャになってしまう。そしてそれはなぜかと言うと

その選手は体の使い方が上手くなったのではなくて、その動作(フォーム)そのもので球を投げるという経験値を積んできてしまった結果、そういったことが起こりうる。という話し。

つまり今まで積み上げてきたものをすべて捨ててまた1からのスタートになってしまうからだそうです。

そしてそれは以前のフォームに戻すことも不可能らしく、それすらもまた1からの積み重ねになってしまう。だから元には戻らないのだそうです。

 

そしてこれはエイムにも同じことが言えるってことなんですよ。エイミングイップスですね。

机の高さ、椅子の高さ、体重のかけかた。

腕の置き方、マウスの握り方、傾き…細かく言えば言うだけ出てくる様々な要素、環境。

4スタンス理論ではこうだから!ってだけで大幅なスタイルチェンジをしてしまうと今までのエイムが出来ない。そんなリスクがやはりあるはず。

そして恐ろしいのはそれがもとに戻せなくなるかもしれないという取り返しのつかない事態に発展するかも。

大事なのはあなた自身が心地良いと感じる所。そこがあなたのスタイルなんですよ。

私自身のブログの内容も含めて、これがすべての人に合うってわけではなくて、それらを参考にしてあなたのスタイルを確立していってください。

 

せっかく積み上げたものを崩してしまうのは、本当にもったいないですよ。経験は財産なんですから。

 

腱鞘炎なのにFPSがやめられないアホでした。